「薬歴くんCLOUD」クラウドサービス利用規約

第1章 総則

第1条(利用規約の適用)

  1. 株式会社ネグジット総研(以下「当社」といいます。)は、この「『調剤くんV8』クラウドサービス利用規約」(以下「本規約」といいます。)に基づき、第2条に規定するサービス(以下「本サービス」といいます。)及びアプリ(以下本アプリ)といいます。)を提供します。
  2. 本規約と個別の利用契約の規定が異なるときは、個別の利用契約の規定が本規約に優先して適用されます。

第2条(定義)

  1. 本規約においては、次の用語はそれぞれ以下の意味で使用します。
    (1)本サービス:本規約に基づき当社がクラウドサービス・プロバイダとして契約者に提供する電子薬歴(契約者が電子で顧客の薬歴管理を行うことができ、調剤及び服薬指導の記録・作成・閲覧可能にしたもの)に関するクラウドサービス
    (2)本アプリ:本規約に基づき、本サービスの利用のために契約者が希望するコンピュータ又は装置にインストールする本サービス用のアプリケーション・ソフトウェア及び付属する関連資料
    (3)契約者:本規約に基づき当社と利用契約を締結し、本サービス及び本アプリの提供を受ける者
    (4)利用契約:利用規約に基づき当社と契約者との間に締結される本サービス及び本アプリの提供に関する契約
    (5)契約者設備:本サービス及び本アプリの提供を受けるために必要なコンピュータ、電子通信設備その他の機器及びソフトウェア等
    (6)本サービス用設備:本サービス及び本アプリを提供するにあたり、当社がデータセンター事業者から借り受けるデータセンターにおけるハードウェア等(コンピュータ・サーバ、ストレージ、電気通信設備その他の危機を含むがこれらに限定されません。)及びソフトウェア等(OS、ミドルウェア、各種アプリケーション・ソフトウェア、コンテンツ、データベース等を含むこれらに限定されません。)
    (7)本サービス用設備等:本サービス用設備及び本サービス及び本アプリを提供するための電気通信回線

第3条(通知)

  1. 当社から契約者への通知は、利用契約に特段の定めのない限り、通知内容を電子メール、書面又は当社のホームページに掲載するなど当社が適当と判断する方法により行います。
  2. 前項の規定に基づき、当社から契約者への通知を電子メールの送信又は当社のホームページへの掲載の方法により行う場合には、契約者に対する通知は、それぞれ電子メールの送信又はホームページへの掲載がなされた時点から効力を生じます。

第4条(利用規約の変更)

当社は、本規約を随時変更することがあります。この場合には、契約者の利用条件その他利用契約の内容は、変更後の新規約を適用することにします。

第5条(権利義務の譲渡の禁止)

契約者は、あらかじめ当社の書面により承諾がない限り、利用契約上の地位、利用契約に基づく権利又は義務の全部又は一部を第三者に譲渡してはなりません。

第6条(合意管轄)

契約者と当社との間で本サービス及び本アプリに関する紛争が生じた場合には、神戸地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

第7条(準拠法)

本規約及び利用契約(以下併せて「利用契約等」といいます。)の成立、効力、履行及び解釈に関する準拠法は日本法とします。

第8条(協議等)

利用契約等に規定のない事項又は規定された条項の解釈に疑義が生じた場合には、当社と契約者は誠意をもって協議のうえ解決するよう努めます。

第2章 契約の締結等

第9条(利用契約の締結等)

  1. 利用契約は、本サービス及び本アプリの利用申込者が、当社所定の利用申込書(電磁的記録を含む。以下同じ。)を当社に提出し、当社がこれに対し当社所定の方法により承諾の通知を発信したときに成立します。本サービス及び本アプリの利用申込者は本規約の内容を承諾のうえで本サービス及び本アプリの利用申込をしたものとし、本サービス及び本アプリの利用申込者が申込を行った時点で、当社は、本サービス及び本アプリの利用申込者が本規約の内容を承諾しているものとみなします。
  2. 利用契約の変更は、契約者が当社所定の利用変更申込書(電磁的記録を含む。以下同じ。)を当社に提出し、当社がこれに対し当社所定の方法により承諾の通知を発信したときに成立します。
  3. 当社は、前2項その他本規約の規定にかかわらず、本サービス及び本アプリの利用申込者及び契約者が次の各号の一に該当する場合には、利用契約又は利用変更契約を締結しないことができます。
    (1)利用契約等に違反したことにより利用契約を解除されたことがあるとき
    (2)利用申込書又は利用変更申込書に虚偽の記載又は記入漏れがあったとき
    (3)金銭債務その他利用契約等に基づく債務の履行を怠る虞があるとき
    (4)本サービス及び本アプリの提供が技術的に困難であるとき
    (5)その他当社が不適当と判断したとき

第10条(変更通知)

  1. 契約者は、その商号若しくは名称、本店所在地若しくは住所、連絡先その他利用申込書の契約者にかかわる事項に変更があるときは、当社所定の方法により変更予定日の14日前までに当社に通知するものとします。
  2. 当社は、契約者が前項に従った通知を怠ったことにより契約者が通知の不到達その他の事由により損害を被った場合でも、一切責任を負わないものとします。

第11条(一時的な中断及び提供停止)

  1. 当社は、次の各号のいずれかに該当する場合には、契約者に対する事前の通知なく、本サービス及び本アプリの提供を中断することができるものとします。
    (1)本サービス用設備等の故障により保守を行う場合
    (2)運用上又は技術上の理由でやむを得ない場合
    (3)電気通信事業者が通信回線に係る電気通信業務を停止することにより、本サービス及び本アプリを提供できない場合
    (4)その他天災地変、感染症・疫病等不可抗力により本サービス及び本アプリを提供できない場合
  2. 当社は、本サービス用設備等の定期点検を行うため、契約者に事前に通知のうえ、本サービス及び本アプリの提供を一時的に中断できるものとします。
  3. 当社は、契約者が第14条(当社からの利用契約の解除)第1項各号のいずれかに該当する場合は、契約者への事前の通知若しくは催告を要することなく本サービス及び本アプリの全部又は一部の提供を停止することができるものとします。
  4. 当社は、本条第1項乃至第3項に定める事由のいずれかにより本サービス及び本アプリを提供できなかったことに関して契約者又はその他の第三者が損害を被った場合でも、一切責任を負わないものとします。

第12条(利用期間)

本サービス及び本アプリの利用期間は、利用契約に定めるものとします。ただし、当社所定の方法により期間満了30日前までに契約者又は当社から別段の意思表示がないときは、利用契約は期間満了日の翌日からさらに1年間自動的に更新されるものとし、以後も同様とします。

第13条(契約者からの利用契約の解約等)

  1. 契約者は、解約希望日の30日前までに当社が定める方法により当社に書面をもって通知することにより、解約希望日をもって利用契約を解約することができるものとします。なお、解約希望日の記載のない場合又は解約希望通知到達日から解約希望日までの期間が30日未満の場合、解約希望通知が当社に到達した日より14日後を契約者の解約希望日とみなします。
  2. 契約者は、前項に定める通知が当社に到達した時点において未払いの利用料金等又は支払遅延損害金がある場合には、直ちにこれを支払うものとします。

第14条(当社からの利用契約の解除)

  1. 当社は、契約者が次の各号のいずれかに該当すると判断した場合、催告を要することなく利用契約の全部又は一部を解除することができるものとします。
    (1)利用申込書、利用変更申込書その他通知内容等に虚偽記入又は契約締結の判断に影響を及ぼす事項に関する記入もれがあった場合
    (2)支払停止又は支払不能となった場合
    (3)手形又は小切手が不渡りとなった場合
    (4)差押え、仮差押え若しくは競売の申立てがあったとき又は公租公課の滞納処分を受けた場合
    (5)破産、会社更生手続開始若しくは民事再生手続開始の申立てがあったとき又は信用状態に重大な不安が生じた場合
    (6)監督官庁から営業許可の取消、停止等の処分を受けた場合
    (7)利用契約等に違反し当社がかかる違反の是正を催告した後合理的な期間内に是正されない場合
    (8)解約、減資、営業の全部または重要な一部の譲渡等の決議をした場合
    (9)利用契約を履行することが困難となる事由が生じた場合
  2. 契約者は、前項による解除があった時点において未払いの利用料金等又は支払遅延損害金がある場合には、当社が定める日までにこれを支払うものとします。

第15条(本サービス及び本アプリの廃止)

当社は、次の各号のいずれかに該当する場合、本サービス及び本アプリの全部又は一部を廃止するものとし、廃止日をもって利用契約の全部又は一部を解約することができるものとします。

(1)廃止日の1か月前までに契約者に通知した場合
(2)天災地変、感染症・疫病等により本サービス及び本アプリを提供できない場合
(3)契約者が営業を廃止した場合

第16条(契約終了後の処理)

  1. 契約終了の事由にかかわらず、当社は契約者に対し、契約者が当社に支払った利用料金を含む一切の金員の返還は行いません。
  2. 契約終了時、データのバックアップ等は契約者の自己責任において行うものとし、当社は解約後のデータ保持に関して何ら関与せず、一切責任を負いません。
  3. 契約者は、利用契約が終了した場合、本サービス及び本アプリの利用にあたって当社から提供を受けた機器、ソフトウェア及びそれにかかわるすべての資料等(当該ソフトウェア及び資料等の複製物を含みます。以下同じ。)を利用契約終了後直ちに当社に返還し、契約者設備などの格納されたソフトウェア及び資料等については、契約者の責任で消去するものとします。
  4. 当社は、利用契約が終了した場合、本サービス及び本アプリの利用にあたって契約者から提供を受けた資料(資料等の複製物を含みます。以下同じ。)及び本サービス用設備などの記録された資料等を当社の責任で消去するものとします。

第17条(反社会的勢力の排除)

  1. 契約者及び当社は、自らが暴力団、暴力団員又はこれらに準ずる者などの反社会的勢力(以下併せて「反社会的勢力」といいます。)に該当しないことを表明し、かつ将来にわたっても該当しないことを確約します。
  2. 契約者及び当社は、自ら又は第三者を利用して、暴力を用いる不当な要求行為、脅迫的な言動、風説の流布、偽計又は威力を用いて、相手方の信用を棄損し、又は業務を妨害する行為その他これらに準ずる行為を行わないことを確約します。
  3. 契約者及び当社は、相手方が前2項に違反し、又は第1項に基づく表明又は確約に関して虚偽の申告をしたことが判明し、取引の継続が不適切である場合、利用契約を解除することができるものとします。

第18条(本サービス及び本アプリの種類と内容)

  1. 当社が提供する本サービスの種類及びその内容は第2条第1項第1号及び同条 項第2号に定めるとおりとします。
  2. 契約者は以下の事項を了承のうえ、本サービス及び本アプリを利用するものとします。
    (1)契約者設備は、契約者がその費用と責任で準備すること
    (2)第31条(免責)第1項各号に掲げる場合を含め、本サービス及び本アプリに当社に起因しない不具合が生じる場合があること
    (3)当社に起因しない本サービス及び本アプリの不具合については、当社は一切責任を負わないこと
    (4)本サービス及び本アプリの利用に際し、契約者に発生したパケット料金等の通信料は契約者が負担すること
  3. 契約者は、利用契約等に基づいて本サービス及び本アプリを利用することができるものであり、本サービス及び本アプリに関する知的財産権その他の権利を取得するものではないことを承諾します。
  4. 当社は、本サービス及び本アプリの種類と内容を随時変更することがあります。この場合、第4条(利用規約の変更)に従った手続きを行います。
  5. 当社は、本サービス及び本アプリの提供及び利用が第三者の特許権、実用新案権、商標権、意匠権又は著作権その他の知的財産権(以下「知的財産権」といいます。)を侵害しないことを保証するものではありません。なお、当社は、本サービス及び本アプリの提供及び利用が第三者の知的財産権を侵害することを知ったときは、当社の裁量において、本サービス及び本アプリの提供及び利用が将来第三者の知的財産権を侵害しないようにするための措置を講じるものとします。この場合、当社は、必要に応じて、本サービス及び本アプリの内容及び提供条件を変更し、又は本サービス及び本アプリの一部を廃止することがあります。
  6. 当社は、本アプリのバージョンアップを行う場合があります。この場合、契約者が本アプリのバージョンアップを行うまでの間、本サービスの一部の機能の利用ができなくなる場合があります。

第19条(本サービス及び本アプリの提供区域)

本サービス及び本アプリの提供区域は、利用契約等に特に定める場合を除き、日本国内に限定されるものとします。

第20条(再委託)

当社は、契約者に対する本サービス及び本アプリの提供に関して必要となる業務の一部を当社の判断にて第三者に再委託することができます。この場合、当社は、当該再委託先に対して、第29条(秘密情報の取扱い)及び第30条(個人情報の取扱い)のほか当該再委託業務遂行について利用契約等所定の当社の義務と同等の義務を負わせるものとします。

第3章 利用料金

第21条(本サービス及び本アプリの利用許諾料等)

  1. 契約者は、本サービス及び本アプリの利用の対価として、利用契約に基づき、利用許諾料を、当社が指定する方法により当社又は販売店に支払うものとします。
  2. 契約者が前項の支払いを遅滞した場合、契約者は年14.6%の割合による遅延損害金を支払うものとします。
  3. 当社又は販売店がやむを得ない理由により、本サービス及び本アプリの利用許諾料金を変更する場合、その告知は文書により3か月以上前に行うこととします。

第4章 契約者の義務等

第22条(自己責任の原則)

  1. 契約者は、本サービス及び本アプリの利用に伴い、自己の責めに帰すべき事由で第三者に対して損害を与えた場合又は第三者からクレーム等の請求がなされた場合、自己の責任と費用をもって処理、解決するものとします。契約者が本サービス及び本アプリの利用に伴い、第三者から損害を被った場合又は第三者に対してクレーム等の請求を行う場合においても同様とします。
  2. 本サービス及び本アプリを利用して契約者等が提供又は伝送する情報(コンテンツ)については、契約者の責任で入力するものであり、当社はその内容等についていかなる保証も行わず、またそれに起因する損害についてもいかなる責任も負わないものとします。
  3. 契約者は、契約者がその故意または過失により当社に損害を与えた場合、当社に対して当該損害の賠償を行うものとします。

第23条(利用責任者)

契約者は、本サービス及び本アプリの利用に関する利用責任者をあらかじめ定めたうえ、第9条(利用契約の締結等)所定の利用申込書に記載して当社に通知するものとし、本サービス及び本アプリの利用に関する当社との連絡・確認等は、原則として利用責任者を通じて行うものとします。

第24条(本サービス及び本アプリ利用のための設備設定・維持)

  1. 契約者は、自己の責任と費用において、当社が定める条件にて契約者設備を設定し、契約者設備並びに本サービス及び本アプリ利用のための環境(サイバーセキュリティ基本法第2条に規定するサイバーセキュリティを指します。)を維持するものとします。
  2. 契約者は、本サービス及び本アプリを利用するあたり自己の責任と費用をもって、電気通信事業者の電気通信サービスを利用する等して契約者設備をインターネットに接続するものとします。
  3. 契約者設備、前項に定めるインターネット接続並びに本サービス及び本アプリ利用のための環境に不具合がある場合、当社は契約者に対して本サービス及び本アプリ提供の義務を負わないものとします。
  4. 当社は、当社が本サービス及び本アプリに関して保守、運用上又は技術上必要であると判断した場合、契約者等が本サービス及び本アプリにおいて提供、伝送するデータ等について、監視、分析、調査等必要な行為を行うことができます。

第25条(ユーザID及びパスワード)

  1. 契約者は、ユーザID及びパスワードを第三者に開示、貸与、共有しないとともに、第三者に漏洩することのないよう厳重に管理するものとします。ユーザIDの管理不備、使用上の過誤、第三者の使用等により契約者及びその他の者が損害を被った場合、当社は一切の責任を負わないものとします。
  2. 第三者が契約者のユーザID及びパスワードを用いて本サービス及び本アプリを利用した場合、当該行為は契約者の行為とみなされるものとし、契約者は当該利用について利用料金の支払いその他の債務一切を負担するものとします。また、当該行為により当社が損害を被った場合は、契約者は当該損害を補填するものとします。ただし、当社の故意または過失によりユーザID及びパスワードが第三者に利用された場合はこの限りではありません。

第26条(禁止事項)

  1. 契約者は本サービス及び本アプリの利用に関して、以下の行為を行わないものとします。
    (1)当社若しくは第三者の知的財産権その他の権利を侵害する行為又は侵害するおそれのある行為
    (2)本サービス及び本アプリの内容や本サービス及び本アプリにより利用し得る情報を改ざん又は消去する行為
    (3)利用契約等に違反して、第三者に本サービス及び本アプリを利用させる行為
    (4)第三者になりすまして本サービス及び本アプリを利用する行為
    (5)ウイルス等の有害なコンピュータプログラウム等を送信又は掲載する行為
    (6)第三者の設備等又は本サービス用設備等の利用若しくは運営に支障を与える行為又は与えるおそれがある行為
    (7)本サービス及び本アプリの利用権を第三者に譲渡し、又は再利用権を設定し、本サービス、本アプリ又はその複製物の全部又は一部の譲渡又は転貸
    (8)本サービス及び本アプリの全部又は一部のリバースエンジニアリング、逆コンパイル又は逆アセンブルを行い、又はその他の方法でソースコードを解析する行為。本サービス及び本アプリを機械読み取り可能な状態に改変、修正又は翻訳する行為
    (9)本サービス及び本アプリに表示されていた著作権、所有権、商標権その他当社又は原権利者の本サービス及び本アプリについての権利を示す文言や表示を削除する行為
    (10)本サービス及び本アプリを契約者自身の業務遂行以外の目的(販売、配布、開発などの目的)で利用する行為
  2. 契約者は、前項各号のいずれかに該当する行為がなされたことを知った場合、又は該当する行為がなされるおそれがあると判断した場合には、直ちに当社に書面にて通知するものとします。
  3. 当社は、本サービス及び本アプリの利用に関して、契約者等の行為が第1項各号のいずれかに該当するものであること又は契約者等の提供した情報が第1項各号のいずれかの行為に関連する情報であることを知った場合、事前に契約者に通知することなく、本サービス及び本アプリの全部又は一部の提供を一時停止し、又は第1項各号に該当する行為に関連する情報を削除することができるものとします。ただし、当社は、契約者等の行為又は契約者等が提供又は伝送する(契約者の利用とみなされる場合を含みます。)情報(データ、コンテンツを含みます。)を監視する義務を負うものではありません。

第5章 当社の義務等

第27条(本アプリの不具合等)

  1. 本アプリに不具合が生じたときは、契約者及び当社はそれぞれ遅滞なく相手方に通知し、両者協議のうえ各自の行うべき対応措置を決定したうえでそれを実施するものとします。
  2. 当社は、本アプリに修正すべき不具合があることを当社が確認し、当該不具合を修正した場合には、契約者に対し、修正したアプリ又は修正に関する情報を、販売店を経由して又は直接に提供することとします。但し、修正したアプリ又は修正に関する情報を提供することの要否及び時期等については当社が決めます。なお、修正されたアプリにも本規約が適用されるものとします。

第28条(本サービス用設備等の障害等)

  1. 当社は、本サービス用設備等について障害があることを知ったときは、遅滞なく契約者にその旨を通知します。
  2. 当社は、本サービス用設備等に障害があることを知ったときは、遅滞なく本サービス用設備を修理又は復旧します。
  3. 前2項に定めるほか本サービス及び本アプリに不具合が生じたときは、契約者及び当社はそれぞれ遅滞なく相手方に通知し、両者協議のうえ各自の行うべき対応措置を決定したうえでそれを実施するものとします。

第6章 秘密情報等の取扱い

第29条(秘密情報の取扱い)

  1. 契約者及び当社は、本サービス遂行(本アプリの利用を含む。以下本条において同じ。)のため相手方より提供を受けた技術上又は営業上その他業務上の情報のうち、相手方が特に秘密である旨あらかじめ書面で指定した情報で、提供の際に秘密情報の範囲を特定し、秘密情報である旨の表示を明記した情報(以下「秘密情報」といいます。)を、相手方の事前の書面による承諾を得ることなく、第三者に開示又は漏洩しないものとします。ただし、次の各号のいずれかの該当する情報についてはこの限りではありません。
    (1)秘密保持義務を負うことなく既に保有している情報
    (2)秘密保持義務を負うことなく第三者から正当に入手した情報
    (3)相手方から提供を受けた情報によらず、独自に開発した情報
    (4)利用契約等に違反することなく、かつ、受領の前後を問わず、公知となった情報
  2. 前項の定めにかかわらず、契約者及び当社は、秘密情報のうち法令の定めに基づき又は権限ある官公署からの要求により開示すべき情報を、当該法令の定めに基づく開示先又は当該官公署に対し開示することができるものとします。この場合、契約者及び当社は、関連法令に反しない限り、当該開示前に開示する旨を相手方に通知するものとし、開示前に通知を行うことができない場合は開示後すみやかにこれを行うものとします。
  3. 秘密情報の提供を受けた当事者は、当該秘密情報の管理に必要な措置を講ずるものとします。
  4. 秘密情報の提供を受けた当事者は、相手方より提供を受けた秘密情報を本サービス遂行の目的にのみ 使用し、本サービス遂行上必要な範囲内で秘密情報を化体した資料等(以下本条において「資料等」といいます。)を複製又は改変(以下本条においては「複製等」といいます。)することができるものとします。この場合、契約者及び当社は、当該複製された秘密情報についても、本条に定める秘密情報として取り扱うものとします。
  5. 第1項乃至第4項の規定にかかわらず、当社が必要と認めた場合には、第20条(再委託)所定の再委託先に対して、再委託のために必要な範囲で、契約者から事前の書面による承諾を受けることなく秘密情報を開示することができます。ただし、この場合、当社は再委託先に対し、本条に基づき当社が負う秘密保持義務と同等の義務を負わせるものとします。
  6. 秘密情報の提供を受けた当事者は、相手方の要請があったときは資料等を相手方に返還し、秘密情報が契約者設備又は本サービス用設備に蓄積されている場合はこれを消去するものとします。
  7. 本条の規定は本サービス終了後も有効に存続します。

第30条(個人情報の取扱い)

  1. 契約者及び当社は、本サービス遂行(本アプリの利用を含む。以下本条において同じ。)のため相手方より提供を受けた個人情報(個人情報の保護に関する法律に定める「個人情報」をいいます。以下同じとします。)を本サービス遂行のためにのみ使用し、第三者に開示又は漏洩しないものとするとともに、個人情報に関して個人情報の保護に関する法律その他関連法令を遵守するものとします。
  2. 個人情報の取扱いについては、前条(秘密情報の取扱い)第3項乃至第7項の規定を準用するものとします。
  3. 本条の規定は、本サービス終了後も有効に存続するものとします。

第7章 損害賠償等

第31条(損害賠償の制限)

本サービス、本アプリ又は利用契約等に関して、当社が契約者に対して負う損害賠償責任の範囲は、当社の責めに帰すべき事由により、又は当社が利用契約等に違反したことが直接の原因で契約者に現実に発生した通常の損害に限定され、損害賠償の額は利用契約で定める月額利用料金の1か月分に相当する金額を超えないものとします。ただし、契約者の当社に対する損害賠償請求は、契約者による対応措置が必要な場合には契約者が第28条(本サービス用設備等の障害等)第3項などに従い対応措置を実施した場合に限り行えるものとします。なお、当社の責めに帰することができない事由から生じた損害、当社の予見の有無を問わず特別の事情から生じた損害、逸失利益について当社は賠償責任を負わないものとします。

第31条(免責)

  1. 本サービス、本アプリ又は利用契約等に関して当社が負う責任は、理由の如何を問わず前条の範囲に限られるものとします。なお、当社は、以下各号のいずれかの事由により契約者等に発生した損害については、債務不履行責任、不法行為責任その他の法律上の請求原因の如何を問わず、賠償の責任を負わないものとします。
    (1)天災地変、騒乱、暴動、感染症・疫病等の不可抗力
    (2)契約者設備の障害又は本サービス用設備までのインターネット接続サービスの不具合等契約者の接続環境の障害
    (3)データセンター事業者が運用する本サービス用設備の障害等に起因する損害
    (4)当社が第三者から導入しているコンピュータウイルス対策ソフトについて当該第三者からウイルスパターン、ウイルス定義ファイル等を提供されていない種類のコンピュータウイルスの本サービス用設備への侵入
    (5)善良な管理者の注意をもってしても防衛し得ない本サービス用設備等への第三者による不正アクセス、又はアタック、通信経路上での傍受
    (6)当社が定める手順・セキュリティ手段等を契約者等が遵守しないことに起因して発生した障害
    (7)本サービス用設備のうち当社が独自に開発したものではないソフトウェア(OS、ミドルウェア、DBMS)及びデータベースに起因して発生した障害
    (8)電気通信事業者の提供する電気通信役務の不具合に起因して発生した損害
    (9)再委託先の業務に関するもので、再委託先の選任及びその業務の監督について相当の注意をしても損害が回避できない場合など当社に責めに帰することができない場合
    (10)その他当社の責めに帰することができない場合
  2. 当社は、契約者が本サービス及び本アプリを利用することにより契約者と第三者との間で生じた紛争等について一切責任を負わないものとします。

(最終更新:2023/03/16)